本日の一品

Handeishi Kawakita

川喜田半泥子 鼡志野茶碗 [銘・かま場]

h8.2×w14.2cm 共箱 Sold

川喜田半泥子 鼡志野茶碗 [銘・かま場]

 

川喜田半泥子の千歳山時代の鼡志野の稀少作品です。桃山時代の古陶文様である鳥居や山の絵を刻んだつもりでしたが、窯から取り出してみると、登り窯や工房風景に見えたことから工房を意味する「窯場」と命名したものです。2009年の回個展「川喜田半泥子のすべて」展に出品され、同展図録にも所載されています。

 

川喜田半泥子 かわきたはんでいし

1878 大阪市で出生(本名・善太郎)
1979 家督相続、16代川喜田久太夫政令を襲名
1903 百五銀行取締役に就任
1910 三重県議会議員に選出
1912 趣味の作陶をはじめる
1919 百五銀行頭取に就任
1925 三重県津市千歳山に窯を築き、作陶を本格化させる
1934 工房を[泥仏堂]と名付け号としても用いる
1942 からひね会発足し、金重陶陽・三輪休和・荒川豊蔵らを指導
1946 千歳山から廣永に移り、製陶所[広永陶苑]を創設
1957 傘壽記念半泥子翁八十賀百碗譜を刊行
1963 逝去(享年84歳)

作品お問い合わせ番号 : Sold

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